2023 東北医科薬科大学 合格
医学部 医学科

宮代 優月(みやしろ ゆづき)
私立逗子開成高校
医学部進学を考え始めた時期はいつ頃で、きっかけは何だったでしょうか?
母が医療関係者で元々医療職に興味があったこともありますが、高校1年3月の学校での進路指導の際に、自分に合う職業は医者だと思いました。
東北医科薬科大学を志望校とした理由は何ですか?
日常生活での様々な出来事や城南医志塾での「医志教育」を受けて、総合診療医という存在になりたいと思いました。東北医科薬科大学や自治医科大学は、総合診療医の育成に力を注いでいると感じました。
入試対策で城南医志塾を選んだ理由は何ですか?
生徒数を意図的に少なくすることによって、一人ひとりに対するサポートが手厚くなっていると感じました。また、1対1の個別指導で自分の弱点を見つけて補強できると思いました。
入試に向けた準備はどのように行いましたか?
医学部に向けた勉強を始めた時期は高校2年生の夏ごろでしたが、勉強を始めた当初は成績が上がらずにストレスを感じていました。しかし成績は最終的に上がったので、目標を見据えながらコツコツと勉強をしていたのが良かったのだと思います。
生活面では特に、正しい時に正しい時間の睡眠を取ることを意識し、どのような時でも0時までに寝て6時間以上の睡眠を取るようにしていました。
また、受験はストレスが多いため、独りでは精神的に厳しいものです。そのため、「信頼できる」友人や先生などと、他愛もない会話をしながら乗り切りました。
城南医志塾での準備・対策で印象に残っていることはありますか?
授業では、先生方に自分の理解度に合わせて指導をしていただき、教えていただいた内容を口頭でアウトプットして間違えた箇所を修正してもらうことで理解を深めることができました。「自分はこのように進めたい」などの相談にも乗っていただきました。
「医志教育」では、医師以外の様々な職業の方の講演が印象深く、自分の視野を広げることができたと感じました。
塾長による面談では、定期的に自分の学習状況を明らかにしてもらえたので、努力を怠りがちな自分の助けになりました。また、面接練習では多くの時間をかけて練習をしてくださり、同じことを訊く場合でも訊き方を変えるなどしていただいたので、臨機応変に対応できるようになりました。
実際の入試本番はどのような感じでしたか?
一次試験に臨む際には、勉強以外の心配事が無いように準備しました。試験前や中休みなどは試験会場にいるだけで圧を感じますが、教科書を広げて最終確認をすることで気にならなくなりました。ただ、試験が終わった時の手応えと自己採点が違いすぎて、ショックも受けました。
二次試験では、一次試験とはレベルの違う圧を感じました。小論文や面接の試験でも自分の状態に細心の注意を払っていました。小論文では論理的に物事を考える数学的思考と国語力が必要だと感じました。面接では、答えるべきことを暗記するよりも、練習を多く行って臨機応変に対応することと、日常からの意識が重要だと感じました。
合格が分かった時の気持ちと、入試を終えての感想、入学後の抱負を教えてください。
自分がそれまで迷いながら選択してきた道が合っていたのだと思い、安心しました。また、様々な人の助けを借りての合格だったので、その方々への感謝を感じました。
医学部受験を志望している後輩へアドバイスをお願いします。
まず、「高3になったらスイッチが入る」ということはあまり無いです。勉強量を少しずつ確実に増やすほうが効果的です。そして、志望校は高く設定しておき、そこを目指して勉強をすることが大事です。人の心は弱いので…。